はじめまして、KOSHI（コーシ）と申します。
革職人になるまでのストーリーを
ご紹介させていただきます。

コロナが流行る前、
私はタイへ語学留学をしておりました。

結局は、
タイで革、銀細工、マッサージ、ウェブ制作などを学ぶ
有意義な留学となりました。

タイのナイトマーケットには、
たくさんの革製品が置いてあります。

革製品が好きだった私は、
どこに行ったら学べるのだろうと探しました。

タイでは、職業訓練校でレザー学科があり、
そこのコースを卒業した人が革職人として働いています。

日本で売られている革製品も、
実はタイのものが多く使われています。
（特に手帳など。）

先生は英語が、私はタイ語が出来ず
ほとんど言葉も通じ合えなかった時にも、
先生はジェスチャーや通訳アプリを使って
優しく教えてくださいました。

この人が、私の革職人としての道を作ってくれた
一人目のマスターです。

個人情報保護の観点から、
モザイクをかけさせていただきました。

自分で何かをやろうと
2021年、個人事業を開業しました。

自分にとっての大きな転換点です。

2022年の初め。敬愛する祖父が天へと旅立ちました。

歯科技工士をしていた祖父は、
よく物作りの情熱を語ってくれていました。

生前に祖父と交わした会話の中で、

「おじいちゃん、僕、今、革作りを学んでいるんだ。」
「そうか、お前も技術屋になったのか。」

この言葉を思い出し、
彼の情熱を受け継ごうと決心しました。

祖父が二人目の師匠となりました。

私の名前、『Koshi（コーシ）』

タイで学んだ『Leather（レザー）』

祖父の屋号であった「Matsuzaka Dental Laboratory」
より『Lab（ラボ）』

このような思いで
『Koshi Leather Lab』を立ち上げました。



;には再起の願いを込めてK;のロゴを作っていただきました。

（アメリカ留学時代のデザイナーの友人にお願いしたロゴです。）

2021年、帰国した私が立ち上げた個人事業の屋号が
『SLEEP LATE LAB』です。

家のガレージの一角に設置したネオンサイン
夜遅くまでという意味の『SLEEP LATE』

ここで遅くまで作業していたことから、前述の祖父の屋号と合わせ、

『SLEEP LATE LAB』と命名しました。

ロゴは自作です。
再起の意味を込めたセミコロンは、
友人のロゴを借りました。